【出産体験1】痛みに弱い私が吸引分娩で出産。(助産師解説付き)

出産

初めての出産には漠然と不安がありませんか?

赤ちゃんが産まれてくる喜びもありますが、痛みに弱い私は、正直陣痛の不安の方が強かったと思います。

しかし振り返ってみると、本当にあっという間で、こんな私でも痛みなんてすっかり忘れて育児を楽しんでいます。

一応助産師で、普段は妊婦さんのお産に立ち会っていますが、実際お産するのは初めてだったので一人の妊婦として、この記事が何かの役に立てばと思い書かせていただきます。

自宅での過ごし方{予定日前日}

スクワット~前期破水

予定日の2週間前からお産の張りがありましたが、なかなか陣痛が来なかったので予定日前日の夜にスクワットをしました。

するとなんだかお腹が痛くなり便がしたくなりました。

トイレにこもっていきんでいると「プチっ」と音がしてチョロチョロと水が流れてきました。

破水です。

まだ便が出ていませんでしたが、そんな事を考える場合ではなかったため、すぐ清潔なナプキンをあて病院へ行く準備を始めました。

このとき痛みは15分間隔でした。

スクワットをすることによって、股関節が開き赤ちゃんが下に降りてきやすくなります。

陣痛が始まっていないときの破水は前期破水といいます。破水は赤ちゃんの袋が破けている状態なので、感染の恐れがあるためすぐ清潔なナプキンをあてて受診してください。

車で移動

正直ぎりぎりまで病院に行きたくありませんでしたが、破水したので仕方なく病院へ電話を入れ家の人を起こして車で病院へ向かいました。

車に揺られていたためか陣痛の間隔が短くなってきました。

お産に備えて体力をつけねばと家にストックしてあったじゃがりこをボリボリ食べました。

乗り物に揺られると振動で赤ちゃんが下に降りてきやくすなります

陣痛が進んでくると食事もとれないくらい痛みます。

食べれるうちに体力をつけておきましょう。

しかし食べ過ぎると吐く方もいますのでほどほどに。



病室での過ごし方

朝方3時頃病院へつき、入院時診察の結果前期破水、子宮口3㎝でした。

とりあえずベッドに横になりましたが興奮していたのと、生理痛のような痛みがあり寝れませんでした。

この時はまだ笑顔で会話ができました。

2時間ほど経つと痛みも10分間隔になり、発作時は会話をする余裕もまくなりました。

どうにかして痛みが和らぐ方法はないかとベッド上で向きを変えたり、椅子に座ったりしましたが、

一番落ち着いたのが洋室トイレに座っている姿勢でした。

もしもに備えて赤ちゃんがトイレに落ちないように蓋をした上に座りました。

バースプランでお産の直前までお部屋で過ごしたいと希望していたので陣痛が1分半、子宮口9㎝までお部屋で過ごしました。

その間にも生理痛の何倍もの痛みが1~2分おきに襲ってきて腰が砕けそうでした。

母に腰をさすってもらいながら、「あーくそ。いたーい」と言いながらトイレの壁を叩いていました。

そうしているとと助産師さんからそろそろ分娩室へ行こうと言われ歩いて移動しました。

陣痛の始まりは10分間隔になってからカウントされます。

お産後確認されたりもしますのでのでだいたいの時間を覚えておきましょう。

破水しているときはトイレに行くときは気を付けましょう。

陣痛が強くなりそのままお産してしまう方もいらっしゃいます。

自分が一番楽な姿勢を早く見つけて痛みを逃しましょう。

陣痛は徐々に痛くなっていきますが、破水が先だった場合お腹の中の容量が(羊水)減った分痛みが急激に強くなる場合がありますので呼吸法をしっかり習得しておきましょう。

痛みが強くなってくると皆さん本性が出ます〈笑〉

お産は一生ものなのでバースプランはしっかり考えておきましょう

子宮口10㎝になってやっと力を入れたりしていいのでそれまでは、子宮口が浮腫まないよう、赤ちゃんにしっかり酸素を送ってください

分娩室での過ごし方

どのようにして分娩台に上がったかわからないくらい陣痛の合間に呼吸するので必死でした。

ここでハンドタオルを顔にかけ視界をシャットダウンしました。

助産師がいきんでというタイミングで息を吐きながら力を入れました。

しかし力の入れ方がわからず、パニックになり呼吸も出来なくなりました。

すると「便をする感じ」「ここを押して」と腰に手を入れてもらいそこを腰でギューと押しました。

「いいよ~今の感じ」と言ってもらい少しコツをつかみました。

しかし、〈ドクン・・・ドクン・・・〉モニターの心音が下がっている音が聞こえました。

やばい、赤ちゃんがきつがっている。・゚・(ノД`)でも上手く呼吸できません。

そして先生から「赤ちゃんちょっときつがっているから頭引っ張ってお手伝いするね」と言われて吸引分娩となりました。

でてきたよ 」と言われ赤ちゃんがおぎゃーと泣いて初めて安心したのを覚えています。

呼吸法が上手な人は赤ちゃんの状態もいいですのでぜひ練習をしておいて下さい

吸引分娩は赤ちゃんやお母さんがきつがっている時にされることが多いです

最初はいきみ方がわからないと思います。

便をする感覚と似ています。

出産を終えての感想

痛みは今までに味わったことがないものでした。

出産当初は、もう絶対出産しないと思っていましたが3か月もすればすっかり忘れていました。

それ以上に我が子が可愛くて、可愛くて何人でも子供を授かりたいとさえ思いました。

しかしお産の痛みは忘れても、お産の光景、周りの人の発言、自分がその時感じた思いなどは今でも鮮明に覚えています。

なので自分も含め気を付けないといけないと感じました。



〈これから出産を控えるママたちへ〉
私は指導する立場として何度も妊婦さん達にお産の説明などをしてきました。

しかし実際には恥ずかしいほどに全く心も体もお産について行ってませんでした。

それは最後までお産は〈痛い、怖い〉という思いが消えず独りよがりになっていたことと、呼吸法・ヨガ・散歩など体づくりを数えるほどしかしていなかったからだと思います。

やはりまじめに取り組んでいたママ達は呼吸法も上手でお産の進みかたもスムーズです。

そして出産に対してポジティブです。

お産はママと赤ちゃんの共同作業です。

スムーズなお産をするためにはママの体づくりは欠かせません。

私は後悔しています。

なのでお産が怖い、痛みが怖いと思っているママがいたらぜひ実践してほしいです。

きっとお産が変わってきますよ。

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